美容師にとってフロアはステージと同じ -OCEAN TOKYO 高木琢也さんの習慣 後編-
「原宿=OCEAN TOKYOで髪を切るための場所」 TVでも取材され、若いオシャレ男子の間でそんな新常識を作ってしまった超人気サロンOCEAN TOKYO 。その代表であり、月売1200万円を達成した若きレジェンド、高木琢也(たかぎたくや)さんが大切にしている習慣とは? 突き抜けたい美容師さん必見のインタビューを前・後編の2回に分けてご紹介します。今回は後編です。
キャラが地味なら着飾ればいい
お金がなかったアシスタント時代から、服選びにはこだわっていました。水道水ばっかり飲んでお金をためて、服を買うために使っていたほど。もちろん今も服が好きで、毎週買い物には行っています。買いまくっているのですごい金額になってしまうことも。なんでそんなに服にこだわるのかって言ったら、美容師にとってフロアは一番カッコいいところを見せられるステージでしょ?ステージに上がるなら適当な服装なんてできないし、そこに立つからには、一番いい状態でギラついて立ちたい。
ときには、お客さんから「なんかハデですね」って言われることもありますけど、そんなときは「だってここはステージだからね」って返しています。自分でも攻めすぎかもって思うこともあるけど、そっちのほうが楽しいじゃん!キャラも立つことだし。世の中にはイケメンも面白い人もいっぱいいます。その中でいうと僕は若干キャラが地味なんだけど、洋服とか髪とかハデにしているからパンチはあるのかなぁ(笑)って。
サロンが提供しているのって、髪型をふくめたトータルコーディネート。そういう意味で、自分の服装とか髪型は大事だと思う。でも、同年代の美容師さんを見渡すと、なかには守りに入っている人もいるのかなって思います。お客さまウケを気にしているんだろうけど、周りと同じものばっかり着ていたら、世界が広がっていかない。もっと遊び感覚でもいいのかなぁって思ってます。
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