高齢化社会で需要が大幅UP! 「福祉美容師」ってどんな仕事?  

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10年後には65歳以上が人口の3分の1を占めるようになると言われています。高齢化社会を迎えるなかで、注目されている職業が「福祉美容師」です。

でもどうやって「福祉美容師」になれるのか? そもそも「福祉美容師」って何なのか? 分からないところもありますよね。そんな疑問にお答えします。

 


 

福祉美容師とは?

 

疾病など、さまざまな理由により美容室へ通えない方のご自宅・病院・福祉施設等に、直接訪問し美容業を行なう美容師のことを指します。

 

主なお客さまは?

 

理・美容所以外での訪問型の施術が認められるケースは法律で限られており、福祉美容では以下が該当します。

・疾病その他の理由により、美容所にくることが困難な者

・社会福祉施設をはじめとした収容施設等の入居者

 

よって、ご高齢者や障害のある方、病気により外出が難しい方などが主なお客さまになります。福祉施設等に訪問して施術を行なう場合、一度に十数人ものお客さまを対応することもあります。

 

必要な資格はある?

 

美容師免許か理容師免許があれば基本的には特別な資格がなくてもOK。国家資格ではないため必須ではありませんが、寝たきりの障害者や精神疾患の患者なども対象にしていることから、安全面を考えると認定資格を所持していたほうがいいでしょう。NPOや厚生労働省認定の協会から付与されます。試験を受ける必要はなく、スクーリングや通信教育で知識を習得すれば、資格が取得可能。ただし、協会によってはレポートを提出し基準点をクリアしなければならない場合もあります。

 

講座内容だけでなく、かかる費用も協会により異なるため、自分に合ったところを選択するのがオススメ。「福祉美容師」の資格を付与される対象は、すでに美容師または理容師免許を持っている者としている協会がほとんどのようです。ご注意ください。

 

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>福祉美容師になるには?

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