マセラティで高速道路を流し、思考の渋滞を解消する -ZACC 高橋 和義さんの習慣 後編-
表参道・青山の個性派美容師集団ZACCの総帥、高橋和義(たかはしかずよし)さん。超有名歌手をはじめとする著名人から全幅の信頼を受ける彼の習慣とは? 心身ともに健康に、楽しく仕事を続けていきたいという美容師さん必見のインタビューを前・後編の2回に分けてご紹介します。今回は後編です。
2ドアクーペにこだわってきた愛車遍歴
目黒にある自宅からサロンまで車で通勤しています。朝は約20分、夜の帰りは約15分くらいかかるのですが、毎日、この時間に考えごとをすることが多いですね。僕にとって、愛車の中で過ごす時間はとても大切なものなんです。
クルマは自分だけの移動空間。しかも、手足と同じように、自分の意のままに動かせるもの。僕にとってはガンダムのモビルスーツのような感覚なんです。自分の体の一部みたいなものですから、やっぱり、そこにはこだわりたくなりますよね。
今はマセラティのグランツーリスモに乗っています。ずっと2ドアクーペを乗り継いできていて、古くはホンダのプレリュード、BMW635、シボレーカマロのオープンカーにも乗っていました。その後は、ジャガーXJS、ポルシェ911と続いたのですが、事故を起こしてしまいまして…ベンツSLに乗り換えました。でも、その当時はベンツがなんとなくしっくりこなくて、もう一度ポルシェ911に戻り、さらにフェラーリ360モデナ、ベントレーにも乗って…。
自分好みにするために、タイヤ、ホイール、スポイラーやマフラーなどを全部取り替えてきていますし、やっぱり一台一台、思い入れがありますね。見た目的にはあまりガラがよくない人だと誤解されるようなクルマにも乗っていたと思います(笑)。クルマをイジるとお金がかかるのに、下取りが安くなってしまうんですけど…でもそこは損得の問題ではないんですよね。