人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「AFLOAT」編
就職を目指す美容学生や転職者に向けて、人気サロンの採用担当者が採用のポイントを語るシリーズ第三弾。社会人としての当たり前を徹底する大切さが語られた「AKROS」編に続き、今回は「AFLOAT」取締役であり、採用を担当する高橋ケンイチさんに直撃します。
場に適したおしゃれができるかどうか
-新卒者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか。
やっぱり第一印象として、服装、髪形、メイクなどの身だしなみは見ますね。真面目にスーツを着てこられるのも良いですし、面接向きの私服のセレクトができればそれも一つのアピールポイントになると思うので、その場に適した範囲内で精一杯おしゃれをして挑んで欲しいと思います。
-中途の応募者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?
まず、中途に関しても身だしなみは見ています。中途になると美容師として空気慣れしているからか本当に普段着のようなゆるい格好でこられる方が多いのですが、中途に関してもやはりそこは気合を入れた格好で挑んでほしいと思います。
それから、「お客さまに好感を持ってもらえる空気感」があるかどうか。お客さまから「新しく入った子、感じが良くていい子だね」と直感的に好印象を抱いていただけるような人が一番欲しい人材ですね。
あとは美容師としての経験を積んでいる分どれだけ活躍できるという部分を見るので、持っているスキルや、もしくは、もしスタイリストだった人ならどれだけお客さまがついてきたのかという実績を重視します。
人に尽くす気持ちはアルバイト経験から見える
-採用担当者として思わず好印象を抱くポイントについて教えてください。
美容師は接客業なので、アルバイト経験のいい話をしてくれる人は好感が持てますね。例えばアルバイトをしていたときにお客さまやスタッフに喜んでもらえた話や、バイトのリーダーをやっていたなどの自慢できる話があると、お客さまに対してどのような対応ができる子なのかがわかりやすいんです。社会人としての責任が求められるアルバイトの経験は、お客さまに尽くす気持ちをどう持ち合わせているかがアピールできる部分だと思うので、部活での頑張りよりアルバイトでの頑張りの方を参考にしています。
-採用された方に共通している点はありますか?
しっかり自分のことをアピールできる人が揃っています。緊張すると自分をアピールできなくなる人っていますよね。もちろん緊張してしまうのは構わないのですが、そうした場で何もできなくなってしまうのは何かしら足りない点があるからだとも思うので、審査に挑む方には自分の想いを伝えられる程度の堂々とした態度は持って欲しいと思います。