独立3 ヶ月で月商100 万円、ホットペッパーなしで達成した宇野和弘さん直伝! 美容師が知りたい“WEBでの集客・コンテンツづくりのコツ” BEST5
日々、お客さまより頂く質問をネット上で回答する『町田美容院の知恵袋』が人気沸騰中! その運営者である宇野和弘 (うの かずひろ)さんのもとに、同業者からの相談も数多く寄せられているんだとか。今回は、独立3 ヶ月で月商100 万円を達成した宇野さんに美容師から寄せられたWEBでの集客・コンテンツづくりに関する質問 BEST5を発表します!
こんにちは。モノヘアーの宇野和弘です。
わたしは、表参道、渋谷の有名美容室4 店舗を経験。キャリア14 年目の昨年、独立しました。
激戦エリアの町田で、普通の戦略では、まず勝てない。そこで、
「14 年で蓄えた毛髪理論や薬剤知識を全てネット上に置いたら面白いのでは?」
そんな発想から生まれた『町田美容院の知恵袋』を運営中です。今回は、実際に美容師さんから問い合わせが多かった質問5つにお答えします。
Q1. 美容師がホームページを作るなら、真っ先に用意するべきコンテンツを一つ挙げるとすれば、なんですか?
A. 一つに絞ることは、なかなか難しいですが、優先順位を付けるとすれば、まずは“お客さま”の声。これに尽きると言えます。
私は始め「◯◯が選ばれる理由」という自分のサロンのメリットを伝えるコンテンツを作ろうと思っていましたが、結局お蔵入りになりました。
というのも、ウェブに詳しい方であればあるほど共通して口にするのは、こんなアドバイスでした。
「サイトを作る人は皆、“選ばれる理由”が好きだけど、それ書いているの本人(運営者)じゃん」
「そんなの全然意味ないし、そもそも、お前自身が選ばれる理由を、お前が言うなよ。そんなの全くもって説得力がないでしょ!」
言われてみれば確かにその通りです。
加えて、こんなアドバイスも頂きました。
「それよりも、“選ばれる理由”は、お客さまにちゃんと代弁してもらうべき。お客さまの言葉で、宇野さんを選んだ理由を載せる。そのほうが何倍も説得力がある。新規のお客さまにとって、美容室選びの参考になるし、何倍も価値がある。自分では気付かない良さを伝えてもらうこともできる」
これはかなり腑に落ちました。
確かに私もネット通販でモノを買うときは、売り手が語るメリットはそこそこに、それらを代弁する“お客さまのレビューやコメントだけ”を見ます。その中から、自分の琴線に触れるものがあると、つい買ってしまいます。そういったレビューの中には、売り手すら気付いていない使い方やメリットもあって、非常にためになるのです。
アドバイスをいただいた後は、徹底的にお客さまに推薦の声を集める。結果、それは一番集客に繋がるコンテンツとなりました。
<お客さまの声をコンテンツにするときのPOINT>
1.客観的に見て信ぴょう性が高いものにすること
2.お客さまと美容師が一緒にいる写真付きで載せること
一方で、テキストだけ、アンケート用紙のスキャンだけなど、ねつ造可能なものは、あまり効果なし。
3.当たり前ですが、お客さまの声は加工せずにそのまま載せること
もし、お客さまに選ばれる理由を代弁して欲しいときは、例えば
「(今回髪を担当したわたしと)出会うまで、どういうことで悩んでいたのか?」
「それが出会ったことで、どう変わったのか?」
こういった聞き方で集めると、嘘偽りなく、あなたやサロンのよさを代弁してくれる…そんな、お客さまの声を集めることができます。
もちろん、声を貰うことや、写真撮影にご協力頂くためには、日頃から信頼関係の構築が必須です。しかし、その労力を補って余りある成果をもたらすことは間違いありません。