美容師が知らない美容師の世界。さまざまな夢が交差する、歌舞伎町No.1のセットサロン「chupa」

151108_qj_チュッパチャップス_interview1

 

新宿•歌舞伎町といえば、東京一、いや日本一の歓楽街。そんな眠らない街を華麗に演出するのが、人気のキャバ嬢やホストたちです。

 

彼らが、毎日、出勤前に通うのがセットサロン。歌舞伎町内に30サロンはあるというセットサロンのなかでも、人気、技術、売り上げともに群を抜くサロン、「Hair make salon chupa Tokyo」に盛り髪の流儀を教えてもらいました。

 


 

 

たった数十分で華麗に変貌を遂げる、それがセットの魅力

 

新宿・歌舞伎町の雑居ビルの5Fに店舗を構えるサロン「chupa Tokyo」。歌舞伎町のナイトワーカーから、絶大な信頼を得ている人気セットサロンです。

 

あまり聞き慣れない「セットサロン」という言葉について教えてくれたのは、社長、清水歩さん。

 

「ヘアサロンだと、カットやパーマ、カラーリングをしますよね。でも、セットサロンは、カットなどのメニューはなくて、セットとメイクのみ。歌舞伎町で働くホストやキャバクラ嬢たちが勤務する前に来店して、髪をセットしていくためのサロンなんです」(清水さん)

 

歌舞伎町には少なくとも、看板を出しているだけで30店舗ほどのセットサロンがあり、ホストやキャバクラ嬢たちを支えているのだそうです。

 

151108_qj_チュッパチャップス_interview3

市橋さん

 

清水さんは、セットサロン業界では、カリスマ中のカリスマ。スタッフの一人、市橋えりかさんも、清水さんに憧れて大阪のセットサロンを退社して「Hair make salon chupa Tokyo」への入店を希望したほどです。

 

「社長は、雑誌などですごく有名だったんです。パッと目の止まるスタイルというのかな。とてもきれいなスタイルをつくるんです。社長に憧れていたので、ここで働くことができて本当にうれしいです」(市橋さん)

 

もともと普通のヘアサロンで美容師をしていた清水さんは、ヘアセットに魅せられ、セットの道に進むことを決意したのだそうです。

 

「働いていたサロンのオーナーがセットがとても上手な人だったんです。成人式とか結婚式の参列などでお客さまがいらっしゃるのですが、たった40分ほどで普通の女のコがみるみるうちに美しく変身していく。それを見ているのがとても楽しくて。私もやってみたいと思ったんですよね」(清水さん)

 

21歳で銀座のセットサロンで働き始め、そののち、フリーランスに。24歳のときに「どうせなら、日本一の歓楽街で日本一のセット美容師になりたい」と思い歌舞伎町へ。ホストクラブが経営するヘアサロンでの勤務を経て、自分のサロンをオープンしました。

 

>キャバ嬢もナチュラル思考に!?

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング