行く年来る年「人気美容師が漢字1文字で表す2024年」-後編 -
12月は1年の締めくくりです。これまでの1年を振り返りながら、来年の抱負を固めたり、さらに先の未来に向けた計画を考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2024年に大活躍された美容師の皆さん10名に、「自身にとって2024年を表す漢字」を伺い、今年の活動や来年への意気込みについてお話いただきました。今回は後編の5名をご紹介します!
みなさんの2024年を表すなら、どんな漢字ですか?
<目次>
PEEK-A-BOO クリエイティブディレクター/福井達真さんの今年の漢字「継」
une/HOUNE オーナー/英香さんの今年の漢字
──「包」を選んだ理由を教えてください。
今年の2月にuneの2店舗目となるHOUNEをオープンしました。HOUNEの名前の由来が(包む+une、ほう+うね)でホウネと名付けました。「包む」には、慈しみ大切にするという意味や、育み守るという意味などがあります。1店舗目のuneをそばに感じながら、お客さまを大切にする気持ちや、これからのスタッフの成長を育み守りたい気持ちからHOUNEにしたので、わたしにとってとても大切な漢字で、今年の漢字は「包」に決めました。
──美容師・美容サロン業界において2024年はどんな1年だったでしょうか?
ようやく年始から、コロナによる影響を感じずにいられた年だったのではないでしょうか。そのため海外からのお客さまも増え、セミナーなども海外で開催されているのをよく聞くようになり、昔のような日常が少しずつ戻ってきたのかなと思いました。
わたし自身も多くの人が集まるヘアショーやセミナーなどを思いっきりできたのは嬉しかったですし、直接いろいろな場所に行き、実際に会った方々に感想を聞けるのは久しぶりの感覚で、日常のありがたさを感じました。
これから、もっといろいろな国で美容の情報を交換し合い、よりいっそう日本の美容も発展していくことを楽しみにしています。
──最後に、2025年への抱負・意気込みをお願いします。
サロンワークをベースにしつつ、美容師という職業の名前にとらわれずに、仕事の幅をより広げていきたいと思います。
ヘアメイク、プロダクト開発、ウエディング事業など、自分が今できる外部の仕事をなるべく広げ、経験することで得られることや気付きはとても多いです。それをまたお客さまやスタッフに還元していきたいと考えています。
また、どの現場にいても本当にスピードとクオリティが大事だと考えているので、しっかりと地に足をつけて謙虚に初心を忘れず、大切だと思っていることと自分の心から好きなものを追求して、よりレベルアップできるよう頑張ります。
uneも6年目になるのでスタッフと共に会社も成長できるよう努力していきたいと思います。
une/HOUNE(ウネ/ホウネ)
オーナー/英香(ひでか)
国際文化理容美容渋谷校卒業後、都内1店舗を経て2019年に自らがオーナーとなるuneを表参道にオープンさせる。2024年には、2店舗目となるHOUNEを中目黒にオープン。上質ながらどこかひねりのある不思議なバランスのデザインを得意とする。ウエディングやヘアメイクのフィールドでも活躍中。
Instagram:@hideka.une
>PEEK-A-BOO 福井さんが今年の漢字に「継」を選んだ理由とは?