【女性美容師の30代キャリア戦略】人生は選択と転機の連続!?美容師歴10年以上の彼女たちの本音。女性美容師のキャリアを考える会
キャリア10年超え、すいもあまいも経験した上で、自らが身を置く環境を選択してきた30代女性美容師の3人。30代で上京した高瀬佳苗(たかせかな)さん、ヘアメイクとしても活動するmao(まお)さん、自身が代表を務めるサロンオープンを控えた金谷橋采佳(かなやばしあやか)さん。
彼女たちはこれまでどんな経験をし、そしてこれからはどんなキャリアプランを描いているのか、ライター水戸が深掘り!
プライベートでも仲の良いメンバーだからこそ話せる本音トーク、是非ご覧ください。
本日の対談メンバー(左から)
高瀬佳苗 NOVAN/スタイリスト @takasekanae
三重県出身。名古屋市内のサロンで12年勤務の後、2018年に上京。2023年からフリーランスとしてNOVANに所属。こだわりのボブスタイルや前髪カットに定評があり、Instagramでのへアアレンジ動画も人気。
mao フリーランスヘアメイク @maoito__
愛知県出身。名古屋栄のデザインサロンを経て、2022年に独立。サロンワークとヘアメイク業を両立しながら、業界誌やアパレルの撮影、セミナー。コスメブランドのディレクションなどマルチに活躍中。自身のInstagramでは、ヘアやメイクのトレンドを発信し、多くの女性をはじめ同業者からも支持を得ている。
水戸怜子 PARK代表/本企画ライター @satoko3103105
神奈川県出身。大学在学中にメイクを学び、都内有名ヘアサロンにレセプショニストとして入社し、プレス・メイク・経理などを兼任。2020年に同期と独立し、原宿に「PARK」をオープン。サロンオーナーの傍らパーソナルカラーやメイク、ライター活動も行う。2024年11月に、新たに「PARKrooms」をオープン予定。
金谷橋采佳 FILMS/マネージャー @ayaka_kanayabashi
山形県出身。専門学校卒業後、数店舗を経てFILMSに入社。ショートやボブ、ナチュラルだけどどこか目を引くデザインと得意とする。ライフスタイルに合わせ、お客さまに寄り添うカウンセリングと提案を大切にしている。2025年2月に自身が代表を務める「Ence」をオープン予定。
30代前半は何かアクションを起こす時!?
高瀬:私は新卒で入ったサロンで12年働いて、32歳の時に上京、それから2店舗を経てフリーランスに転向しました。東京に来たのも、たまたま結婚したタイミングで旦那さんの転勤が理由だったので、本意ではなかったというのが正直なところでした。
mao:私が上京したのも32歳です! 地元で正社員5年、それから業務委託とまた正社員になって、2年前にフリーのヘアメイクとして、東京に拠点を移しました。
金谷橋:私は今の会社のオープニングスタッフとして転職してから7年が経って、去年店長からマネージャーに昇格して、ついに来年の2月に自分が代表となって新しいブランドを作ることが決まりました! なんと、私も今32歳です。
水戸:すごい! みんな32歳の時に何か新しい動きがありますね。ちなみに私は出産が32歳で、独立したのが35歳だったんですけど、35歳までにお店を出せなかったら諦めようと思っていました。なんとなくラストチャンス的な感じですかね。
金谷橋:確かに、20代だとまだ不安ですけど、30代になったら自信もついてくると思うので、自分から何かやってみようという気持ちになるのかも。まだまだ動ける年齢ですし。
水戸:仕事や働く環境に対して思うことや、自分の在り方を考えたりするのって、特に女性にとっては、「年齢」がひとつの目安になっているのかもしれないですね。