「お前、何のために東京に来た?」「3カ月後に辞めろ」 くすぶっていたカラーのカリスマを奮い立たせた言葉 ALLZ代表SHOKIのコトダマ

 

 

第一線で活躍する美容師たちの人生を変えた「恩師の言葉」を紹介する「美容師のコトダマ」。今回は、カラーを得意とし、インフルエンサーや実業家との親交も深い次世代カリスマ美容師として注目される、ALLZ(オルズ)代表のSHOKI(ショーキ)さんの人生を変えた言葉をご紹介します。

東京でのキャリアは地域密着型サロンから始まったというSHOKIさんが、どうやって渋谷で影響力を持つ存在になったのか。そのきっかけとなった言葉についてお話を伺いました。

 


 

「お前、何のために東京に来たんだ?」友人たちの言葉が僕の人生を変えた

 

 

僕が最初に勤めた美容室は、東京の久我山という住宅街にあった地域密着型サロンです。専門学校の同級生たちは、渋谷や表参道、青山などの有名店で働いていました。卒業後も仲がよかったので、よく集まって飲んでいたんですよ。で、会うたびにこう言われたんです。「お前、何のために東京に来たんだ? 有名になりたくて、うまくなりたくて来たんじゃないの? もっと自分に負荷をかける場所に行った方がいいんじゃないか」と。

正直に言って、最初に勤めたサロンの居心地がすごくよかったので、辞めるつもりはありませんでした。でも、友人の言葉で「自分は何を求めて東京に来たのか」と改めて考えさせられる時間が増えていったんですよね。友達の言葉があったからこそ、自分の道を見つめ直し、サロンを変える決意を固めることができました。そしてこの決断が、僕にとって美容師としての大きな変化の一つになったと思います。

 

 

彼らが何度も僕の背中を押してくれたおかげで、自分の限界に挑戦してみようと考えるようになりました。当時のオーナーも店長も僕の決断を尊重し、「いつかこういう時が来ると思ってたよ」と温かく送り出してくれました。そうして前職のSHACHUに入ることになったのです。そこでカラーを学び、地域密着型のサロンで働いているときはセミナーを受ける側だったんですが、次第にセミナーをする側へと変わっていきました。友人や先輩たちの支えがあってこそ、今の自分があると実感しています。

 

>「3カ月後に辞めろ」先輩の言葉が僕を本気にさせた

 

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