【筋肉美容師RYO】SSA、APFなどのフィットネス団体で優勝経験をもつガチ筋肉美容師が目指す新しい美容室の形

 

 

健康意識の高まりと共に、筋トレに取り組む美容師が増えています。しかし、この人ほど筋トレ中心のライフスタイルを送る美容師は、そうはいないのでは? ここで紹介するのは、超本格派な筋トレ美容師、RYO(りょう)さん。美容師をしながら本格的なボディメイクをスタートし、20代でフィットネス大会「サマースタイルアワード(SSA)」優勝ほか、トレーナーとしても活躍するなど輝かしい実績の持ち主。現在は、東京のアッパー層が多く住む東京・成城のメンズサロン『Hui(フイ)』で、メンズスタイリストとして活躍しています。「男性をトータルでカッコよくしたい」と意気込むRYOさんに、これまでのキャリアとこれからについて聞きました。

 


 

パーソナルトレーナーになった理由







――RYOさんは、いつからボディメイクに目覚めたんですか?

 

高校生の時に、自宅で腕立てや腹筋などの筋トレを始めてましたね。美容学校時代も、基本的には家トレを続けていました。体がいつの間にか変わっていることに気づいて、トレーニングすれば変わるんだなと実感して、そこからハマって本気になってきた感じです。美容師になってからは仕事が終わってからジムに行くようになり、トレーニングして深夜に帰宅して、また朝起きて出勤という生活を繰り返しました。今もそうですが、週5〜6日はジムに行きます。






――そんなに行かれるんですね! 大会に出場しようと思ったのは、何かきっかけがあったんでしょうか。

 

友達が出ていたので、僕もやってみようかなというノリです(笑)。大会のために本格的なボディメイクに取り組むうちに、パーソナルトレーナーという職業に興味が湧いてきて。当時、美容師として働いていた時、僕のお客さまはメンズが8割でした。お客さまをより素敵に変えていくには、ヘアだけじゃなくプロポーションの作り方まで意識していくことが必要だなと思っていたんですね。ただ、それを教える技術が僕にはないなと思ったので、ジムトレーナーの仕事に振り切ってみるのもいいかなと思ったんです。Instagramで「#パーソナルトレーナー募集」と検索したら、一番上に出てきたのが大手パーソナルジムでした。「あ、ここ知ってる」と思った瞬間、今受けないと後悔するなと思って。それで面接を受けに行きました。





――見事に採用が決まったと。

 

大会で入賞経験があることが採用の決め手でした。トレーンングジムがどんどん増えている時期で、僕は表参道店を希望していたんですが、千葉に配属になって。それで埼玉から千葉に引っ越したんです。その後の3年間、たまに知人の髪を切ったりする程度で、完全にトレーナー業にシフトして働きました。入社してから本格的な研修を受けましたが、自分でも本を読んだりYouTubeを見たりしながら、体のことや栄養学などさまざまな知識を吸収しましたね。パーソナルトレーナーの仕事は国家資格などはないので、なろうと思えば誰でもできるんです。ですが知識がないとお客さまを怪我させてしまうので、勉強は必要なんですよ。






――どんな方を指導されていたんですか?

 

ほとんどがダイエット目的の方で、トレーニングと食事管理のメニューがありました。まずは食事が一番大切で、そこに筋トレをすることできれいなボディラインを作っていきます。自己流で体を鍛えるよりはマンツーマンでトレーナーから教わって正しくトレーニングしていくほうが、そのあとずっと役立つのでおすすめですね。知識がないまま筋トレをすると、つきたくないところに筋肉がついてしまったり、怪我のリスクが高まるので。

 

 

RYOさんのインスタグラムより


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