鬼才の閃きは風呂で生まれる!長風呂とミシュラン飯で人生の質を上げる -CHARLES DESSIN 黒木利光の習慣 前編-
極上のケアブリーチをはじめとする技術力の高さで、多くの美容師からリスペクトされているCHARLES DESSIN(シャウルデッサン)黒木利光(くろきとしみつ)さん。「世界を美しく変える」という壮大な理念を掲げ、セミナー等を通して教育にも人生を捧げています。今回はそんな黒木さんの習慣に迫りました。インタビューは前編・後編の2回、まずは前編からお読みください!
セミナー企画もコンテストのアイデアも風呂場で生まれる
僕は毎日のように長風呂をしていて、本当に長いときで2、3時間は入っています。かれこれ20年くらい続いている習慣ですね。
湯につかってリラックスしているときにアイデアが生まれたり、仕事の課題を解決するヒントを思いついたりするんですよ。風呂場で目の前のストレスから解放されることで、脳が活性化しているのだと思います。
せっかくの閃きをしっかりスマホにメモして、ときにはそのまま出版社やディーラーに「こんなセミナーの企画があるんですけれど」と伝えることもあります。コンテストのアイデアが浮かぶのもやっぱり湯につかっているとき。僕にとって風呂場は新しいアイデアを生み出すための場所でもあります。つい先日も雑誌の表紙に作品を掲載してもらったんですが、それも風呂場発のアイデアです。
体調が悪いときや疲れがたまったとき、頭の中がごちゃごちゃしているときには、深呼吸をすることを心掛けています。湯船につかって10分ほど深呼吸をして、脳の隅々まで酸素を送り込むと、頭の中が冴えてイライラも落ち着くんですよね。サロンワーク中にスタッフに怒ってしまいそうなときも、一度深呼吸して気持ちを落ち着けるようにしています。