「韓国ヘアの神様」降臨!デビュー初月売上14万円からの飛躍!AMA TOKYO代表・蓬莱たけるが語る韓国サラン♡な事情
韓国ヘアトレンドをリードする『AMA TOKYO(アマ・トウキョウ)』。ここでCEOを務める蓬莱(ほうらい)たけるさんは、10代前半で韓国メンズアイドルに惹かれてからの大の韓国好き。AFLOAT(アフロート)でデビュー後は、韓国ヘア特化の美容師としてリアルな韓国スタイルを探求。そこから本場で活躍する人気美容師との草の根交流、韓国のプレミアムヘアプロフェッショナルブランドのアンバサダーとしての活動など、韓国と日本の架け橋としての存在感を発揮しています。そんな蓬莱さんのキャリア遍歴と韓国愛について伺いながら、AFLOAT から派生した新ブランドサロンAMA TOKYOでの試みについて語っていただきました。
大好きな関西を離れて東京に来たワケ
——蓬莱さんは新卒でAFLOATに入社し、最初は関西勤務、そこから東京に異動されましたよね。上京は志望されていたんですか?
全く志望はしていなかったんですよ。僕は地元が大好きなので、もともと地元にお店を作りたいなと思っていたんですね。当時は芦屋店(兵庫県)でアシスタントとして忙しく働いていたんですけど、いろいろやりたいことも出てきたので、退職を店長に相談していたんです。ある日、たまたま宮村(AFLOAT代表)が名古屋にいると聞き、営業後すぐに芦屋から名古屋へ向かいました。宮村と会い、AFLOATのみんなで飲むことになって。そのときに、東京で働くチャンスを突然いただきました。一度は東京勤務を経験してみるのもいいなと思ったので、会社を辞めずに上京することにしました。今思うと、本当にいい選択だったなと。
——「辞めるのをやめた」わけですね。上京後は、すぐにスタイリストデビューという流れだったんですよね。お客さまもいない中で大変だったのでは?
大変でしたね。知り合いが全然いなかったですし、友達の友達などにめっちゃ連絡したんですけど、初月売上は14万(笑)。そのとき間嶋(AFLOATプロデューサー@takahiro_0217)の売上は600万だったので。すごいな…と圧倒されていました。AFLOATの新店『ビューティコネクション銀座』のオープニングメンバーに参加してからは、同僚たちからSNS戦略などを教えてもらって、韓国ヘアのスタイル写真をInstagramで1日8投稿するというのを続けていました。でも、なかなか思うようにフォロワー数が伸びなくて。それでヘアスタイルだけじゃなく、韓国のコスメなどをコラージュしたりして、韓国好きをアピールしていったんです。そしたら少しずつ認知が広がり、新規予約も徐々に増えていきました。最終的には、新規予約が月200人まで膨れたんですよ。
——月200人!すごい反響ですね。
ありがたかったです。でも急激に伸びたわけじゃなくて、僕の場合は本当にゆるやかに伸びていった感じです。予約が常に入るようになってからは、前日からテンションが上がって毎日の出勤が遠足旅行みたいな感じでした(笑)。めっちゃ幸せでしたね。AFLOATは3ヵ月連続で売上350万を達成するとトップスタリイストになれるんですけど、デビューして1年3カ月後に昇格することができました。