用賀駅徒歩5秒にファッション&ヘア融合ショップ「AMBERGLEAM」誕生! 髪を切り、服も生み出す元L.O.G長山ゆうきが描く第二の人生

 

芸能人やモデルも足しげく通う都内人気サロンL.O.Gのオープニングスタッフで、長年サロンの顔として活躍していた長山ゆうきさん。かねてから奥さんが立ち上げたファッションブランドAMBERGLEAM(アンバーグリーム)のデザインにもチャレンジしていたのだとか。そして2024年7月に東京・用賀に美容室とアパレルショップを融合させたAMBERGLEAMをオープン。新しいスタートを切ったばかりの長山さんに、独立までの経緯、ファッションとヘアにかける想い、そして、家族と共に夢を叶える場所としてのAMBERGLEAMについて聞きました。

 


 

キラキラ美容師は終わり!家族のために働き方を変える

 

 

2019年頃、L.O.Gの渋谷店が好調で手狭になっていたため、自分の法人を立てて渋谷に2店舗目をつくる準備をしていたんです。ところがコロナでその計画が白紙に。同じ時期に結婚して、子どもも生まれたこともあって「そろそろ働き方を変えたいな」と思うようになりました。昔は都心で芸能人の髪を切ったり、ファッションメディアに露出したり、自分のお客さまだけでフロアを一杯にしたいと思っていました。でもそれを全て叶えてきた今、次のステップに進みたくなって。表舞台にバンバン立って、キラキラした美容師人生を送りたいと思う時代は、自分の中でとっくに終わっていたんです。

 

 

都心にいるとどうしても目まぐるしいトレンドの流れに左右されるじゃないですか。この先ずっとそれが続くのも大変だなと。だから、独立して自分でサロンを出すとしたら、地元の群馬がいいなと考えていました。でも、小さい子どもの生活を考えると、慣れ親しんだ自宅のある世田谷がいいかもしれない。そんなことを考えていたら、家族のそばで働くビジョンの解像度がどんとん上がってきたんですよね。

 

AMBERGLEAMで人生をリスタート

 

 

僕は自分の会社でファッションデザイナーである妻の活動に協力してきたんですよ。ちょうどコロナ関連の金融支援も受けやすかったので法人があると便利だったんです。

やがて妻のブランドAMBERGLEAMも注目されることが増えました。”ジェンダーレス” ”エイジレス”をテーマに家族、パートナーと『シェアするファッション』『未来へ紡いでいく”衣(ふく)”』というコンセプトに共感してくれる人が多いんです。ブランドが盛り上がりを見せるなかで「美容と絡められないか?」と考えるようになりました。

 

 

ちなみに妻のブランドのデザインに僕も関わっています。ブランドのテーマが男女でシェアできる服なので、僕と妻が「お互いに着たいと思えるものをつくりたいよね」と。3年前くらいから休みの日に企画したり、妻と一緒に商談に行ったりするようになりました。

 

長山さん自身作るアンティークビーズを使ったアクセサリーも人気


でも、ただファッションが好きというだけでは通用しない世界でしたね。とくに僕は生地の特性など知らずに提案しちゃうんで、上がってきたサンプルを見て全然思い描いていたものと違うことも多々ありました。そんな失敗を妻に温かく見守ってもらいながら、服づくりを勉強してきた感じですね。まあ、ケンカもいっぱいありましたけれど(笑)、本当によいものができたときの喜びで全部吹き飛んでいきます。

 

>旦那さんが髪を切る間に奥さんが洋服を選ぶ

 

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