全国の理美容室と共存繁栄で「増毛エクステ」を文化に

株式会社SENSEが見る、次世代の美容業界。キーワードは“増毛エクステ”だと代表の山田は語り始めた。

「日本には薄毛や細毛に悩む人が千六百万人いると言われていますが、今の理美容業界はどうでしょう？育毛剤やヘッドスパなど気休めでごまかしたり、増毛エクステを導入しても単なるサブメニューの一つ。現場では未熟な若手が小手先の技術で手を加えるだけ。

『エクステはハサミを傷めるから他店へ行ってほしいと言われた』『帽子を脱いだら笑われた』などコンプレックスを抱えている方々の悲しみの声も多く聞きます。私は元美容師として薄毛の方々を放置してきた業界に危機感を覚えています。増毛エクステは本来、理美容師がするべき技術。業界が真剣に向き合えば、悩める人も業界も、もっと笑顔になるはずです」

山田は悩める人々を救うために「増毛エクステを当たり前の文化にし、新しい市場を作る」という信念で、増毛エクステを徹底研究。日本初の増毛エクステ専門店を立ち上げ、全国に店舗を急速拡大させ「増毛エクステ＝ SENSE」と認知されるようになった今、新たな一手を打ち始めた。全国の理美容室との共存だ。

「徐々に増毛エクステの文化が浸透してきた今が勝負のとき。今後は当社で育成した増毛師を全国の理美容室へ派遣する流れへシフトさせていきます。経営者様もスタッフ様も見て見ぬふりをするのはやめて、ともに手を組みながら大切なお客様を救っていきましょう」

強く訴える山田は、今まさに理美容業界に大きな一石を投じた。何十年と変わらなかった業界を改革するために。

業界をリードしつづける圧倒的クオリティ

日本初の増毛エクステ専門店として業界ナンバーワンを突き進むSENSE。施術実績は四万五千人を超え、今も着々とその数を増やし続けている。なぜ、SENSEが支持されているのか。そこには業界屈指の圧倒的なクオリティにある。

「SENSEが提供するのは唯一無二の本物の増毛エクステ。それを叶えるのが、技術、製品、そして教育の三本柱です。当社では特許申請中の独自技術に加え、日本産ハンドメイド高級エクステを使用しています。また、教育ではSENSEを母体とした一般社団法人JZEAがスクールを立ち上げ、協会認定の現役増毛エクステ施術師が指導。充実の研修カリキュラムにより社内基準合格と同時に、JZEA認定増毛師の資格を三ヵ月で取得できるカリキュラムを整えています」

合格率四十七％の最終試験をクリアした認定増毛師のみが施術を行うほか、定期的に技術・知識・マナーの向上に取り組むことよってクオリティを維持。第一線で活躍できる増毛エクステのスペシャリストを次々と育て上げ、全国の理美容室へ派遣する準備を着々と進めている。

「増毛エクステ」という技術を次世代では当たり前の技術に

「美しくあり続けたい」と願うすべてのお客様の要望に応えつづける。それが美容業界の使命であるべきである。しかし、華やかな美容業界の裏では薄毛で悩む人が取り残されてきたのも事実。そこに手を差し伸べた山田は、今後どんな未来を見るのだろうか。

「美容室は素敵な場所ですが、薄毛のお客様にとっては辛く悲しい場所になっています。業界は早くそのことに気付かなければいけませんが、まずは私たちが業界の裏側に隠れている悩みの声に耳を傾け、幅広いフィールドで我々の技術を提供すること。その一歩一歩が、薄毛・細毛の方たちを救い、増毛エクステ文化の創造に繋がっていくと信じています。

夢は増毛エクステが理美容業界と共存しながら、文化にさせること。私は弊社のような増毛エクステ専門店が増えることは嬉しくは思いません。お客様の本音は、通いなれたサロンで気軽に施術を受けたいはずだから。増毛エクステが理美容室で“当たり前”となる世界を目指します」

コロナによる未曾有の時代。あらゆる理美容室が暗闇から抜け出そうと模索するなか、「増毛エクステ」という一筋の光が美容業界に差し込んでいる。